生理対策の見直すべきポイント

看護師は激務なので、トイレに行く時間もなかなか取れないですよね。そのため、生理中の看護師はしっかり対策をしないと業務にも支障が出かねません。
よくあるトラブルは、量が多すぎて下着どころかナース服にまで漏れてしまうことです。ナース服は白などの明るい色が多いため、漏れてしまうと目立ちます。また、職業柄よく動くため、貧血になりやすい看護師もいるでしょう。
そこで、看護師の生理対策として見直したほうがいいと思うポイントをご紹介します

まず見直してみることは、現在使用している生理用品です。漏れてしまうのはナプキンのサイズが合っていなかったり、吸収性が低いものを使っていたりする場合があります。生理用品にはナプキンやタンポンの他に月経カップなどもあるので、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。

ナプキンを使用するのならば、なるべく大きいサイズで、より吸収性の高い夜用ナプキンがおすすめです。2枚重ねにしたり、下着の上にスパッツを履いたりといった工夫をしている看護師もいますよ。
しかしナプキンは蒸れやすいため、痒みが出てしまうこともあります。その場合はタンポンや月経カップなどの挿入するタイプを使用してみましょう。ナプキンよりも吸収性がいいうえに、月経カップは洗って再利用することもできます。ナプキンによる痒みがない場合、タンポンや月経カップを併用する看護師もいるようです。

貧血になりやすい時は、日頃の食生活を見直してみましょう。看護師は特に激務であるため、食事を軽く済ませてしまう人も少なくありません。しかし、激務だからこそしっかり食べなければ、体にも業務にも支障が出てしまいます。
貧血には鉄分が効果的なのでレバーやほうれん草を食べたり、鉄分の吸収を助けてくれるビタミンCを摂取したりするといいそうですよ。ビタミンCはブロッコリーや柑橘類にも含まれているので、これらの栄養素を意識しながら食事にも気を使えるようになるといいでしょう。

生理対策におすすめの組み合わせ方法

看護師は動き回る仕事なので、無理な姿勢で作業を行うことも多いですよね。生理中は特に、漏れないかなといつも心配している人もいると思います。
そんなときに看護師の多くが実践している生理対策として、生理用品をいくつかを組み合わせて利用する方法をご紹介します。

一番多い対策方法は、夜用ナプキンと生理用ショーツ、ガードルの組み合わせです。夜用ナプキンは通常のナプキンよりも吸収量が多いため、長時間トイレに行けない看護師さんには重宝されているそうですよ。
さらに、サイズも大きいため経血の伝い漏れや横漏れ防止にもなります。

次に多い対策方法は、タンポンと昼用ナプキン、生理用ショーツの組み合わせです。この方法は、夜用ナプキンが厚いため、蒸れを気にしている人が採用しています。通常タンポンだけでも十分ですが、看護師の場合は動きが激しいので、万が一のために昼用ナプキンを併用しているようです。

また、昼用ナプキンとショーツタイプナプキンの組み合わせで対策している人も少なくありません。経血の量が多い人や、完璧にガードしたいと考えている人が採用しています。ショーツタイプナプキンとは、大人用紙おむつのような感覚の製品です。

他には、天然コットンナプキンを使用している人も見られます。これは、かぶれを気にする敏感肌の人向けの商品でもあるので、長時間つけっぱなしになることが多い人が取り入れているようですよ。この場合は、綿素材の生理用ショーツと併用すると効果的です。生理痛に悩んでいる人は、痛みを和らげてくれる効果が期待できる布ナプキンの使用にも注目してみるとよいかもしれません。
生理用品を上手に組み合わせて対策を講じるのも一つの方法ですが、女性ならではの生理対策と生理痛に隠れている病気の可能性にも気を配っておく必要があるでしょう。